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風車めぐり時々レビュー

【風車めぐり】 第25弾 : JEN胎内ウインドファーム

シリーズでお届けする【風車めぐり】は、全国の風力発電所を訪れた記録を紹介するシリーズ。
どこか普段と違う不思議な雰囲気でいて、風が気持ち良い高台にあることの多い風力発電所
そんな風力発電所の様子や感想などをお届けします。

第25弾は、新潟県胎内市にある、JEN胎内ウインドファーム。

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風力発電所データ】
名前  : JEN胎内ウインドファーム
場所  : 新潟県胎内市
規模  : 20MW (2MW x 10)
風車数 : 10基
見学設備: なし
駐車場 : なし* (海水浴場の駐車場あり)
接近  : 不可
その他 : 海水浴場隣接

【風車データ】
メーカー : 日立製作所
風車型式 : HTW 2.0-80
単基出力 : 2MW
タワー高 : 65m
ローター径: 80m
増速機  : あり


【アクセス】
道路状況 : 舗装路 / 未舗装路

地図の中心付近は、村松浜海水浴場の駐車場付近を示しています。

新潟県胎内市を走る国道113号線新発田市方面から進むと、ちょうど市境あたりに風車が並んでいます。
新発田市方面から胎内市に入ってすぐのところにある、セーブオン中条村松浜店のある交差点を海の方向へ進むと、村松浜海水浴場の駐車場があります。
風車の管理道は明確に立入禁止の表示やチェーンがされているので、立ち入ることはできませんが、海水浴場沿いの未舗装路を進むと比較的近くを走行できます。
村松浜海水浴場の駐車場は無料で開放されているので、そこに車を止めて、防波堤沿いを歩いて見学するとよいでしょう。

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この風力発電所の風車は、前回第24弾で紹介した御前崎風力発電所と同じ、ダウンウィンド型の風車が使われています。
銘板を確認できないので詳細はわかりませんが、外観上は御前崎風力発電所SUBARU 80/2.0とそっくりです。しかしこちらはメーカーが日立製作所となっています。
このあたりは日中は常に海からの風が吹いていたので、ダウンウィンド型の方が有利なのでしょう。

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新潟県新発田市付近の国道113号線を北へ向かって走っていると、たくさんの風車がみられます。
新発田市胎内市の市境付近にたくさんの風車がならんでいますが、市境を挟んで新発田市側のVestasの風車は、別の風力発電所のものです。
胎内市側のエネクスのロゴ入りで、Tainaiと名前の入っている風車が、JEN胎内ウインドファームの風車です。
すぐ隣のVestasの風車はアップウインド型なので、お互いの風車は逆向きで発電しています。
海沿いの防波堤の陸側にあり、日中は海からの吹き上げる風が吹いているので、ダウンウィンド型の風車が最適な立地のようです。

風力発電所から国道113号線を挟んだ反対側に温泉施設があり、入浴しながら風車を眺めることも出来ました。
もし見学に来られるのであれば、ひとっ風呂浴びてみるのもいいかもしれません。
公営の安い浴場のため、浴場内にシャンプーがありません。100円で買うことも出来ますが、気にされるのであれば持参しましょう。


*見学設備とは、説明用看板などが設けてあるか、見学のために近づけるようになっているかなど、見学者を受け入れる用意があるか、見学者が訪れる前提で発電所が整備されているかどうかを指しています。

「注意事項」
・施設を訪れる場合の参考にしていただくのは構いませんが、実際に訪れておきた事故等の責任は一切負いません。各自判断のうえ自己責任でお願いします。
・立入禁止区域等には絶対に入らないようにしましょう。

【風車めぐり】 第24弾 : 御前崎風力発電所

シリーズでお届けする【風車めぐり】は、全国の風力発電所を訪れた記録を紹介するシリーズ。
どこか普段と違う不思議な雰囲気でいて、風が気持ち良い高台にあることの多い風力発電所
そんな風力発電所の様子や感想などをお届けします。

第24弾は、静岡県御前崎市にある、御前崎風力発電所

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風力発電所データ】
名前  : 御前崎風力発電所
場所  : 静岡県御前崎市
規模  : 22MW (2MW x 11)
風車数 : 11基
見学設備: あり
駐車場 : あり
接近  : 可能
その他 : 公園

【風車データ】
メーカー : 富士重工業株式会社 / 日立製作所
風車型式 : SUBARU 80/2.0
単基出力 : 2MW
タワー高 : 80m
ローター径: 80m
増速機  : あり

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【アクセス】
道路状況 : 舗装路 / 未舗装路(一部悪路)

地図の中心付近は、簡単な公園と駐車場の整備されている風車の位置を示しています。

静岡県御前崎市を走る国道150号線にある、道の駅風のマルシェ御前崎から西のあたりに風車群がひろがっています。
地図に示した風車までは道が複雑なので、地図を参考にしてください。
また、地図に示した風車までは舗装路でいけますが、風車付近を移動する道路は凸凹の激しい未舗装路もあります。

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この風力発電所の風車の特徴はなんといってもダウンウィンド型であるということです。
比較的多くの風車が採用しているアップウィンド型は、ブレード面が風上を向き、ナセルが風下側にきますが、このダウンウィンド型の風車はブレード面が風下を向き、ナセルが風上を向きます。
これによるメリットは、ヨーコントロール(風車の向きの調整)が容易であることで、風に吹かれるがままに風車が向きを変えようとするので、ヨー調整機構が不要または少ない力で制御できます。
また、風車のブレード面は、タワーとの干渉を防ぐために下側をタワーから離して、傾けて取り付けられているのが一般的ですが、ダウンウィンド型の場合は風向きに対してブレード面が少し下を向くので、下からの吹きあげる風に対して発電効率がいい特徴があります。
逆にデメリットとして、風上側にナセルやタワーがきてしまうので、風の流れが乱され、発電効率の低下や騒音の原因になることがあるようです。

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静岡県の国道150号線を東へ向かって走っていると、たくさんの風車がみられます。
その中でも御前崎市にのあたりで、突然風車の向きが180度違うものがあるのに気づいた方はほとんどおられないと思います。
隣の遠州掛川風力発電所の風車はアップウィンド型、菊川を挟んで御前崎風力発電所の風車はダウンウィンド型となるので、風車の見かけ上の向きが180度逆になります。
なんとも不思議な光景ですが、これが風車の違いです。
風車の製造はこれまためずらしい、富士重工業株式会社と日立製作所の共同製造。風車名や銘板にはSUBARUの文字が入っていました。
この風車は運転風速が4mからで、この日は停止していました。
隣の遠州掛川風力発電所の風車は回転していた(おそらく発電はしていない状態)ので、起動風速は少し高めのようです。
この日の竜洋しおさい風力発電所風速計で3.5mと出ていたので微妙な差で止まっていたのでしょうか。
停止中も頻繁にヨーコントロールをしているアップウィンド型の風車に対して、ダウンウィンド型のこちらの風車は各機が微妙にバラバラの方向を向いていたのが面白かったです。これもダウンウィンド型の特徴でしょう。

すぐ隣同士の風力発電所で向きの違う風車が並んでおり、同時に見れる面白い風力発電所でした。


*見学設備とは、説明用看板などが設けてあるか、見学のために近づけるようになっているかなど、見学者を受け入れる用意があるか、見学者が訪れる前提で発電所が整備されているかどうかを指しています。

「注意事項」
・施設を訪れる場合の参考にしていただくのは構いませんが、実際に訪れておきた事故等の責任は一切負いません。各自判断のうえ自己責任でお願いします。
・立入禁止区域等には絶対に入らないようにしましょう。

【風車めぐり】 第23弾 : 浜野風力発電所

シリーズでお届けする【風車めぐり】は、全国の風力発電所を訪れた記録を紹介するシリーズ。
どこか普段と違う不思議な雰囲気でいて、風が気持ち良い高台にあることの多い風力発電所
そんな風力発電所の様子や感想などをお届けします。

第23弾は、静岡県掛川市にある、浜野風力発電所

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風力発電所データ】
名前  : 浜野風力発電所
場所  : 静岡県掛川市浜野
規模  : 1.99MW (1.99MW x 1)
風車数 : 1基
見学設備: なし
駐車場 : なし
接近  : 不可
その他 : 案内板

【風車データ】
メーカー : ENERCON (ドイツ)
風車型式 : E82-E2
単基出力 : 1.99MW
タワー高 : 78m
ローター径: 82m
増速機  : なし

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【アクセス】
道路状況 : 良好

地図の中心付近は、風車の位置を示しています。

静岡県掛川市を走る国道150号線の浜野東交差点を海方向に進むと丸栄コンクリート工業株式会社があり、その資材置場の中に風車が立っています。
立ち入りはできません。また資材置場の前の道路は駐車禁止になっています。

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先に紹介した遠州掛川風力発電所の風車群の中に浜野風力発電所の風車があります。
丸栄コンクリート工業株式会社との合同の運用で、遠州掛川風力発電所の先駆けとなった風力発電所です。
風車は遠州掛川風力発電所と同じく、エネルコンのE82が使われています。
企業の私有地の中にこれほど大きな風車が建てられているのは珍しく、圧倒されます。


*見学設備とは、説明用看板などが設けてあるか、見学のために近づけるようになっているかなど、見学者を受け入れる用意があるか、見学者が訪れる前提で発電所が整備されているかどうかを指しています。

「注意事項」
・施設を訪れる場合の参考にしていただくのは構いませんが、実際に訪れておきた事故等の責任は一切負いません。各自判断のうえ自己責任でお願いします。
・立入禁止区域等には絶対に入らないようにしましょう。
・民間企業の私有地にあります。周辺の道路等業務の妨げにならないように注意しましょう。

【風車めぐり】 第22弾 : 遠州掛川風力発電所

シリーズでお届けする【風車めぐり】は、全国の風力発電所を訪れた記録を紹介するシリーズ。
どこか普段と違う不思議な雰囲気でいて、風が気持ち良い高台にあることの多い風力発電所
そんな風力発電所の様子や感想などをお届けします。

第22弾は、静岡県掛川市にある、遠州掛川風力発電所

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風力発電所データ】
名前  : 遠州掛川風力発電所
場所  : 静岡県掛川市千浜, 浜野
規模  : 13.98MW (2MW x 5, 1.99MW x 2)
風車数 : 7基
見学設備: なし*
駐車場 : なし*
接近  : 可能
その他 : 案内板

(*)常時開放されているグラウンドゴルフ場の駐車場があります。また、案内板があります。見学を前提としているかというと微妙なため、「なし」としました。

【風車データ】
メーカー : ENERCON (ドイツ)
風車型式 : E82-E2
単基出力 : 2MW, 1.99MW
タワー高 : 78m
ローター径: 82m
増速機  : なし

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【アクセス】
道路状況 : 良好

1枚目の地図の中心付近は、案内板のある風車の位置を示しています。
2枚目の地図の中心付近は、冒頭の写真の撮影場所を示しています。

静岡県掛川市を走る国道150号線を行くと、御前崎市との堺付近を流れる菊川沿いに大東総合運動場、大東浄化センターがあり、その隣にあるグラウンドゴルフ場の駐車場に風車と案内板が立っています。
冒頭の写真は2枚目の地図の場所から撮影しています。
海の家(簡単な屋根のある休憩場所)と簡易的なサーファー等向けの駐車場があります。
この付近の砂丘の上からの眺めは格別です。

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遠州掛川風力発電所の風車は、たまご型と流線型が美しい、エネルコンの風車が採用されています。
中でも国内に入ってきているエネルコンの風車で一番大型のE82が使われています。
以前紹介した浜松風色発電所と同型です。
風車も海沿いに並んで立っているので、海と空と風車のとても綺麗な風景が見られます。
海岸から見る景色は特にきれいです。

この風力発電所は全体を見ると同じ風車が8基見えますが、そのうちの1本はこの後紹介する浜野風力発電所といい、運用形態がわけられています。
先に建設されたのがその1基の浜野風力発電所で、地元のコンクリート業者との共同運営となっています。
その結果を踏まえ、この残りの7基の遠州掛川風力発電所が建設されています。

また、すぐ隣の御前崎市には、ブレード面が風下を向くダウンウィンド型の風車を採用した御前崎風力発電所があり、全く真逆を向いて発電する2種類の風車を同時に眺められる面白い発電所でもあります。



*見学設備とは、説明用看板などが設けてあるか、見学のために近づけるようになっているかなど、見学者を受け入れる用意があるか、見学者が訪れる前提で発電所が整備されているかどうかを指しています。

「注意事項」
・施設を訪れる場合の参考にしていただくのは構いませんが、実際に訪れておきた事故等の責任は一切負いません。各自判断のうえ自己責任でお願いします。
・立入禁止区域等には絶対に入らないようにしましょう。

【風車めぐり】 第21弾 : 大須賀浄化センター風力発電施設

シリーズでお届けする【風車めぐり】は、全国の風力発電所を訪れた記録を紹介するシリーズ。
どこか普段と違う不思議な雰囲気でいて、風が気持ち良い高台にあることの多い風力発電所
そんな風力発電所の様子や感想などをお届けします。

第21弾は、静岡県掛川市にある、大須賀(オオスガ)浄化センター風力発電施設。

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風力発電所データ】
名前  : 大須賀浄化センター風力発電施設
場所  : 静岡県掛川市
規模  : 0.66MW (0.66MW x 1)
風車数 : 1基
見学設備: なし (看板はあるが敷地外から目視では読めない)
駐車場 : なし
接近  : 不可(敷地外まで)
その他 :

【風車データ】
メーカー : Vestas (デンマーク)
風車型式 : V47/660
単基出力 : 0.66MW
タワー高 : 50m
ローター径: 47m
増速機  : あり

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【アクセス】
道路状況 : 良好

地図の中心付近は、風車の位置を示しています。

静岡県掛川市袋井市との境界にある弁財天川をわたってすぐの河口付近に大須賀浄化センターがあり、その敷地内に立っています。
浄化センターまでは舗装路でいけますが、なかに入ることは出来ないので敷地外からの見学になります。

国道150号線を東向きに走っていると、天竜川河口の風車郡の次に見えてくる小型の風車です。
羽やナセルが一部赤く塗られており、風車はVestasのV47/660。単機で660kWの小型の風車です。
小型のためローターの回転速度もかなり早めです。

風車付近は綺麗に整備されていて近づけないのがもったいないですが、水道関連施設なので無理も無いでしょう。
敷地外からでもわりと近くまでいけます。


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*見学設備とは、説明用看板などが設けてあるか、見学のために近づけるようになっているかなど、見学者を受け入れる用意があるか、見学者が訪れる前提で発電所が整備されているかどうかを指しています。

「注意事項」
・施設を訪れる場合の参考にしていただくのは構いませんが、実際に訪れておきた事故等の責任は一切負いません。各自判断のうえ自己責任でお願いします。
・立入禁止区域等には絶対に入らないようにしましょう。

【風車めぐり】 第20弾 : 竜洋しおさい風力発電所

シリーズでお届けする【風車めぐり】は、全国の風力発電所を訪れた記録を紹介するシリーズ。
どこか普段と違う不思議な雰囲気でいて、風が気持ち良い高台にあることの多い風力発電所
そんな風力発電所の様子や感想などをお届けします。

第20弾は、静岡県磐田市にある、竜洋しおさい風力発電所

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風力発電所データ】
名前  : 竜洋しおさい風力発電所
場所  : 静岡県磐田市駒場
規模  : 1.9MW (1.9MW x 1)
風車数 : 1基
見学設備: あり*
駐車場 : あり
接近  : 可能
その他 :

【風車データ】
メーカー : NORDEX (ドイツ)
風車型式 : N80
単基出力 : 1.9MW
タワー高 : 60m
ローター径: 80m
増速機  : あり

しおさい竜洋 - 風力発電所「風竜」 -

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【アクセス】
道路状況 : 良好 (風車に接近するには未舗装路(普通車可))

地図の中心付近は、風車の位置を示しています。

静岡県磐田市にある、竜洋海洋公園内にある池のほとりに風車があります。
竜洋海洋公園オートキャンプ場を通りぬけ、池の方へ出るとそのまま海との堺にある防潮堤の脇を走っていけて、風車まで行けるようになっています。

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静岡県磐田市にある天竜川の辺りにいくつかの風車が見えます。その中の1本のみが竜洋しおさい風力発電所です。
隣の磐田ウインドファームの風車の中に紛れるように立っています。
羽の先端が赤く塗ってあり、1本だけ型が違うのですぐに分かります。
風車はドイツのNORDEX製。以前紹介した江津高野山風力発電所と同じように、IHI-NORDEXの文字が入っています。
風車自体はN80という2.5MW機のはずですが、何らかの事情により1.9MWとされているようです。
(出力が2MWを超えると大規模風力発電とみなされるようで、その関係かもしれません。)

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風速と発電量を表示する看板が設置されていますが、なぜかフェンスの中でした。
この時は起動風速はあったものの、発電できるほどではなく、風待ちの状態でした。
平成15年からということで、全体的に古びて見えました。


*見学設備とは、説明用看板などが設けてあるか、見学のために近づけるようになっているかなど、見学者を受け入れる用意があるか、見学者が訪れる前提で発電所が整備されているかどうかを指しています。

「注意事項」
・施設を訪れる場合の参考にしていただくのは構いませんが、実際に訪れておきた事故等の責任は一切負いません。各自判断のうえ自己責任でお願いします。
・立入禁止区域等には絶対に入らないようにしましょう。

【風車めぐり】 第19弾 : 磐田ウインドファーム

シリーズでお届けする【風車めぐり】は、全国の風力発電所を訪れた記録を紹介するシリーズ。
どこか普段と違う不思議な雰囲気でいて、風が気持ち良い高台にあることの多い風力発電所
そんな風力発電所の様子や感想などをお届けします。

第19弾は、静岡県磐田市にある、磐田ウインドファーム。

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風力発電所データ】
名前  : 磐田ウインドファーム
場所  : 静岡県磐田市
規模  : 15MW (3MW x 5)
風車数 : 5基
見学設備: なし
駐車場 : なし (天竜川河川敷に駐車可能 / 竜洋海洋公園からアクセス可)
接近  : 可能
その他 :

【風車データ】
メーカー : Vestas (デンマーク)
風車型式 : V90
単基出力 : 3MW
タワー高 : 80m
ローター径: 90m
増速機  : あり

磐田ウィンドファーム|全国の発電所|エコ・パワー株式会社 EcoPower Co.,Ltd.

【アクセス】
道路状況 : 舗装路 (河川敷またはタワーに接近するには未舗装路)

地図の中心付近は、接近できるタワーの位置を示しています。

静岡県磐田市天竜川左岸堤防を進み、河口付近に風車があります。
上記地図の中心付近の位置で風車に近づけます。
堤防から竜洋海洋公園へ向けて降りたすぐの脇道へ右折します。砂利道ですが、凹凸はないので普通車でも走行できます。
地図よりも衛星写真で確認するとわかりやすいです。
また、対岸の右岸堤防から伸びる砂州に行くと、なかなか良い眺めがみられます。
ただしこちらはかなりやわらかい砂地ですので、本格四輪駆動車以外の乗用車や都市型SUVでは走行不能です。
また、本格的な四輪駆動車でもスタックする可能性が十分にありますので、場所が場所だけにもし行かれるのであれば自己責任のもと細心の注意を払ってください。
また、竜洋海洋公園の海側の堤防沿いのエリアからも見られます。こちらは次回竜洋しおさい風力発電所の回で詳しく紹介します。


静岡県遠州灘に沿って走る国道150号線沿いに見える風車郡。
西から向かうとまず最初に見える、天竜川河口にあるのが磐田ウインドファームです。
ぱっと見て6基見えますが、実はそのうちの1基は別の風力発電所のもので、川沿いの4基、羽の先端が赤い別の機種を挟んでその先の1基が磐田ウインドファームの風車です。
羽の先端が赤い別の機種は、一連の中に紛れていますが、次回紹介する、竜洋しおさい風力発電所のものです。
磐田ウインドファームの風車はデンマークのVestasのV90。1基で3MWの出力がある大型機です。
海沿いの河口エリアということで安定して風があるようで、訪れた時もちゃんと回っていました。

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行き方で紹介した対岸の砂州は、このようにふかふかの砂地です。
ジープ ラングラーでもあぶなっかしかったです。

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上記で述べたように、4本-(別の風車)-1本という並びで立っているので、4本の風力発電所と勘違いしそうですが、離れた1本も同じ所属です。
この時は離れた1本のみメンテナンスのため停止中で、メーカーのバンが止まっていました。

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川沿いに並び、さらに河口なので海も見える。
なかなか雰囲気の良い場所にある風車でした。


*見学設備とは、説明用看板などが設けてあるか、見学のために近づけるようになっているかなど、見学者を受け入れる用意があるか、見学者が訪れる前提で発電所が整備されているかどうかを指しています。

「注意事項」
・施設を訪れる場合の参考にしていただくのは構いませんが、実際に訪れておきた事故等の責任は一切負いません。各自判断のうえ自己責任でお願いします。
・立入禁止区域等には絶対に入らないようにしましょう。