【風車めぐり】 第33弾 : 仁賀保高原風力発電所
シリーズでお届けする【風車めぐり】は、全国の風力発電所を訪れた記録を紹介するシリーズ。
どこか普段と違う不思議な雰囲気でいて、風が気持ち良い高台にあることの多い風力発電所。
そんな風力発電所の様子や感想などをお届けします。
【風力発電所データ】
名前 : 仁賀保高原風力発電所
場所 : 秋田県にかほ市
規模 : 24.75MW (1.65MW x 15)
風車数 : 15基
営業開始: 2001年12月
見学設備: なし
駐車場 : あり
接近 : 可
その他 :
【風車データ】
メーカー : Vestas (デンマーク)
風車型式 : V66-1.65
単基出力 : 1.65MW
タワー高 : 60m
ローター径: 66m
受風方式 : アップウインド
増速機 : あり
【アクセス】
道路状況 : 舗装路
地図の中心付近は、仁賀保高原 ひばり荘付近を示しています。
衛星画像に切り替えたり、ズームアウトしたりするとわかりやすいです。
秋田県にかほ市内を走る国道7号線、仁賀保駅付近の、郵便局前交差点から鳥海高原方面へ進んでアクセスできます。
風車付近にある施設、ひばり荘が目標になると思います。
この風力発電所の風車は、Vestas製のV66型が使われていました。
出力は1.65MWで、あまり見かけない出力でした。
また、操業は2001年と、15年経過しており、見た目の古さやブレードの汚れも相当なものでした。
秋田県と山形県の県境の街にかほ市から、山形県の鳥海山を望む位置にあるのが仁賀保高原風力発電所です。
高原への道を駆け上がっていくと、みるみるうちに木が消え、低木や草原といった、いかにも高原という風景に変わってきます。
その高原内を駆けぬけるうように作られた道路沿いに、綺麗に配置されているのが印象的でした。
また、高原から鳥海山と海を背景にするロケーションは、景色がとてもよかったです。
ひばり荘では、おみやげや休憩、簡単な食事もできるようで、風車を見ながらくつろぐには良いかもしれません。
ただ、私が訪れた時はまだ営業時間前でした。
ひばり荘の前にはブレードの展示もあり、その大きさも味わえます。
風車は古く汚れていましたが、とにかくすがすがしい、最高の眺めの場所でした。
*見学設備とは、説明用看板などが設けてあるか、見学のために近づけるようになっているかなど、見学者を受け入れる用意があるか、見学者が訪れる前提で発電所が整備されているかどうかを指しています。
「注意事項」
・施設を訪れる場合の参考にしていただくのは構いませんが、実際に訪れておきた事故等の責任は一切負いません。各自判断のうえ自己責任でお願いします。
・立入禁止区域等には絶対に入らないようにしましょう。