キャンプの重要なアイテムの一つに、ライティングツールがあります。
主にランタンのことで、その種類にはガソリンやLPガスを使った大光量のものから、テーブルの上やテントのなかをうっすら照らす小型のものまでさまざまです。
今回は、テーブルの上やテントの中を照らすのに明るくてとても便利な手のりサイズのランタン、snow peak 「たねほおずき」をご紹介。
たねほおずきは国産のキャンプ道具メーカーであるsnow peakから発売されている、乾電池3本駆動のLED式ランタンです。
ちょうどてのひらにすっぽり収まるくらいのサイズで、全体的に丸く、シェードは柔らかいシリコンでできている可愛いランタンです。
そのくせ、見た目から想像するよりずっと明るい光量があり、使い勝手の良い工夫もされています。
乾電池は3本で、最大光量で約40時間の点灯が可能とされています。
最近のこの手のアイテムとしては珍しく、商品のパッケージに3本のテスト電池が同梱されています。
国産メーカーらしい、ありがたい気遣いですね。
明るさは無段階で変更でき、面白い点灯モードも備えています。
また、点灯させるときは一瞬ピカッと光ったあとにじわ~っと明るくなり、まるでライターかなにかで点火したような演出がされます。
点灯モードは以下のとおりで、光っている「実」の部分を押すことで変更できます。
・全灯 (OFF状態から長押し)
・無段階調光 (長押しして好きなところで離す)
・Low (全灯の状態から1回押し)
・ゆらぎ(Hi) (全灯の状態から2回押し)
・ゆらぎ(Low) (ゆらぎ(Hi)の状態から1回押し)
・ストロボ (Lowの状態から1回押し)
ゆらぎモードが気の利いたおもしろいモードで、ちょうどろうそくの光を再現したようなモードになります。
ちらちらと揺れるような光り方をします。これがまた案外癒やされるもので、動画中では最初点灯したあとにゆらぎモードにしています。
動画の最後にあるように、上にあるループの部分の先端にはマグネットが入っており、本体にループ状態で格納するときはマグネットの力でパチンとくっついています。
また、マグネットなので、金属部分にループの先端をくっつけて使うこともできます。
案外強力な磁石なので、本体を吊り下げることができます。
本体は小さくとても軽いので、ちょっと手に持って照らしたいだとか、夜のキャンプサイトをちょっと歩くときなどの懐中電灯代わりにもなります。
その程度の光量は備えています。
また、本体前面にある snow peak のロゴであるアスタリスクマークは、電池が減ってくると赤く点滅します。
突然の電池切れは大変困るキャンプのシチュエーションでは、大変ありがたい機能です。
さて、この小さなランタン、キャンプ以外には車中泊でも使えます。
車内のルームランプは明るさが調整できないうえ、消し忘れてバッテリー上がりなどのトラブルになる恐れもあります。
また、最近の車では、一定時間立つと消灯してしまうものもあり、あまり便利とはいえません。
そんなときにこの「たねほおずき」があれば、好みの明るさで好きなところを照らせるうえ、ゆらぎモードでちょっとした癒やしを得たり、なんてこともできるでしょう。
しばらく使ってみましたが、非常に使い勝手がよく明るさも十分なので、おすすめのランタンです。
スノーピーク(snow peak) たねほおずき ユキ ES-040R-WH ホワイト
- 出版社/メーカー: スノーピーク(snow peak)
- 発売日: 2016/12/24
- メディア: スポーツ用品
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スノーピーク(snow peak) ソリッドステートランタン たねほおずき ホワイト ES-040WH
- 出版社/メーカー: スノーピーク(snow peak)
- 発売日: 2012/10/27
- メディア: スポーツ用品
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