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風車めぐり時々レビュー

【風車めぐり】 第55弾 : ウインド・パワーかみす(第1・第2)洋上風力発電所

シリーズでお届けする【風車めぐり】は、全国の風力発電所を訪れた記録を紹介するシリーズ。
風力発電所の様子や感想などをお届けします。

第55弾は、茨城県神栖市のウインド・パワーかみす(第1・第2)洋上風力発電所
2か所まとめてお届けします。

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風力発電所データ】
名前  : ウインド・パワーかみす第1洋上風力発電所
場所  : 茨城県神栖市
規模  : 14MW (2MW x 7)
風車数 : 7基
営業開始: 2010年7月
見学設備: なし
駐車場 : なし
接近  : 可 (真下は不可)
その他 : なし

名前  : ウインド・パワーかみす第2洋上風力発電所
場所  : 茨城県神栖市
規模  : 16MW (2MW x 8)
風車数 : 8基
営業開始: 2013年3月
見学設備: なし
駐車場 : なし
接近  : 可 (真下は不可)
その他 : なし

【風車データ】
メーカー : 富士重工業株式会社 (日本)
風車型式 : SUBARU 80/2.0
単基出力 : 2MW
タワー高 : 60m
ローター径: 80m
受風方式 : ダウンウィンド
増速機  : あり

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【アクセス】
道路状況 : 舗装路

地図の中心付近は、ウインド・パワーかみす第1洋上風力発電所付近を示しています。
衛星画像に切り替えたり、ズームアウトしたりするとわかりやすいです。

鹿島港の南側、神栖市側の海沿いに並ぶのが、ウインド・パワーかみす(第1・第2)洋上風力発電所です。
ちょうど工業地帯の海側にあります。
風車沿いには一般車両も通れる道路が整備されており、路肩が広く設けられているので、風車の見学も自由にできます。
南側の7基が第1、北側の8基が第2洋上風力発電所となっています。

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このサイトの風車は最近大変良くみかける日本製のダウンウィンド型風車、SUBARU 80/2.0が使われています。
以前も紹介したとおり、この風車は富士重工業日立製作所の共同開発風車ですが、この風力発電所ではSUBARUのロゴ入りで、型式 SUBARU80/2.0が使われているようです。
その名の通り、洋上風力発電所で、護岸から40-50m程度の海上に風車が建設されています。
変電設備は護岸側につくられており、風車までは作業通路兼配線ルートの歩道がかけられていました。
護岸には上がることはできませんが、第1洋上風力発電所の更に南側にある防波堤からの長めは大変よいものでした。

風力発電所としては、第1、第2と合わせて海沿いに一列に並ぶさまは圧巻で、普段はあまりない、道路沿いの近いところに並んで建てられているため、その大きさを一層感じることができました。
第2側の1本は海沿いではなくて内陸部に建設されていました。

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アルバム: [ウインド・パワーかみす(第1・第2)洋上風力発電所]
ウィンド・パワーかみす第1・第2洋上風力発電所

*見学設備とは、説明用看板などが設けてあるか、見学のために近づけるようになっているかなど、見学者を受け入れる用意があるか、見学者が訪れる前提で発電所が整備されているかどうかを指しています。

「注意事項」
・施設を訪れる場合の参考にしていただくのは構いませんが、実際に訪れておきた事故等の責任は一切負いません。各自判断のうえ自己責任でお願いします。
・立入禁止区域等には絶対に入らないようにしましょう。
・当ブログは風力発電の是非について問うものではありませんし、特定の意見もありません。そのような観点からのコメント等は受け付けておりません。