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風車めぐり時々レビュー

【レビュー】iPhone 6 「はやい・おっきい・うすっぺらい」

巷で話題の、iPhone 6が本日手元に届きました。

選んだのは、iPhone 6 Silver, 128GBです。

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これまで iPhone 5を使ってきたのですが、最近のアプリのリソースの大食いっぷりに少々ついていけず、複数起動で若干もっさりなところがあったし────というかiPhone 6ほしかったので買いました。

言われているように、やっぱりかなり大きく感じます。
SONYXperia Zと同じくらいの大きさなのに、それよりももっとずっと大きく感じます。
しかしながら、驚いたことに操作感はそれほど悪くなっていないんです。
にぎっていると、その理由がわかるのですが、薄くなって、エッジが丸くなったことにより、画面の奥まで指が伸ばしやすくなるんです。

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しばらく使って、案外使えるじゃん、という印象でした。
端のほうが丸めてあるガラスの恩恵、十分に感じられます。

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しかしながら、そもそもここまで大型化した方がよかったのかという点では疑問です。
確かに、動画を見たりブラウザを使ったりすると、大型化されたよさは十分に感じられます。
しかしこれは携帯電話。いつも身につけて持ち歩くもの。
快適な環境でいろいろ見たいのであれば、腰を据えて...
とも思ったのですが、このガジェット時代にそんなこというのもナンセンスでしょうか。
ちなみに1日使ったあとに、iPhone 4Sを触ってみたら、本当におもちゃみたいに感じてしまいました。
それほどの変化です。

かなり大きくなって、従来のロックボタンの位置ではとうてい届かないので、ロックボタンは右手親指の位置に移動されています。

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左利きの人でも、なんとか人差し指でさわれそうです。
が、なれるまではおそらくボリュームキーを押してしまうでしょうね。
そんな操作感です。

ギリギリまで画面を広げたデザインで、スピーカーやマイク周りのデザインも少し変わっています。

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そしてこのスピーカーがまたすごくて、こんな薄い端末によくこれだけの音がでるスピーカーを詰め込んだなというくらい音が出ます。
5のスピーカーと比べると、低音の出方がすごく良くなっていて、初めて聞くと多分驚きます。

しかしスピーカーに代わって残念なことが。
バイブレーターの音が非常に大きいのです。
少なくとも日本では、バイブレーターの音を気にするふうな場面が多々あります。
大きな音がするので、これは気を使いそうですね。

そしてカメラ。
カメラはものすごく良かったのですが、本体から飛び出してしまっている。

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確かに、カメラが良くなったのはうれしいですが、ここまでする必要はないと思います。
電話メインの端末で、専門カメラに立ち向かう必要はないのです。

参考までに、少しだけ作例を。

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ダイナミックレンジが広く、とても扱いやすく、手軽にきれいな写真が撮れるようになりました。
スナップとしてはやりすぎなくらいです。


酸化皮膜処理されて、アンテナ用の「Dライン」が入った背面は、やっぱりあまりかっこいいとは思いませんが、写真より実機を見た時は、まだいいかな、と思いました。
あまりじっくりみるところではないので、まぁいいでしょう。
そういうところにも妥協がないのがApple製品だと思っていたのですが、最近はどうも違うようです。

本体がおっきくて、まるっこくて、薄くて、おまけに酸化皮膜処理なので、するっと手から落ちそうです。
カバーを付けました。
お気に入りのSpigen NEO HYBRIDシリーズです。

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ボタンがメッキになっていていい感じなのですが、電源ボタンのクリック感がありません。
操作ができないことはないのですが、うーむ。残念。
しかしまぁ、本体発表前の製品なので、仕方がないかな。

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ハード面はこんなかんじです。
ソフト面で思ったことといえば、キーボードが打ちやすくなりました。

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私はフルキーボード派なのですが、物理的に大きくなったぶん、ピッチが広がって打ちやすいです。
まだ一部のアプリしかiPhone 6用の解像度に対応していませんが、早いところアップデートしてほしいですね。

ホームスクリーンはまたまたアイコンが1行増えました。

アイコン増えすぎてどうしていいかわからんw

大量です。扱いきれません。

動作はiPhone 5と比べると格段に早くなっていて、よかったです。


やはりいちばん気になるのはその大きさです。
1日使ってみて、案外使えるということはわかったのですが、でもやっぱり大きすぎる気がします。
大きさがあまり気にならないようであれば、ぜひ手にとって見てください。
大きさが気になっているのであれば、必ず実機を触ってみた方が良いでしょう。
iPhone 4からiPhone 5になったときも大きくなった気はしましたが、使用感としては全然大きさは気になりませんでした。しかしながら今回は違います。
写真や動画を見た時の満足感はそれはそれは良いものですが、持ち歩くことを考えるとやっぱりiPhone 5のサイズが限界だったのかな、なんて思いました。
全体期にはこんな印象です。
で、アリかナシかで言えば、まぁ、アリかな。
なんだかんだで、使っていけそうな気はしています。

【風車めぐり】 第9弾 : 郡山布引高原風力発電所

シリーズでお届けする【風車めぐり】は、全国の風力発電所を訪れた記録を紹介するシリーズ。
どこか普段と違う不思議な雰囲気でいて、風が気持ち良い高台にあることの多い風力発電所
そんな風力発電所の様子や感想などをお届けします。

第9弾は、福島県郡山市にある、郡山布引高原風力発電所

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風力発電所データ】
名前  : 郡山布引高原風力発電所
場所  : 福島県郡山市 布引高原(風の高原)
規模  : 65.98MW (2MW x 32, 1.98MW x 1)
風車数 : 33基
見学設備: あり*
駐車場 : あり(2ヶ所)
接近  : 可能
その他 : トイレ、展望台、露店あり

【風車データ】
メーカー : ENERCON (ドイツ)
風車型式 : E70
単基出力 : 2MW, 1.98MW
タワー高 : 64m
ローター径: 71m
増速機  : なし

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【アクセス】
道路状況 : 良好

地図の中心付近は、駐車場の位置を示しています。

会津若松市白河市を結ぶ、国道294号線、湖南町赤津付近から市道へ入ります。
地図を参考に、ナビゲーションなどを活用してアクセスできます。
また、「風の高原」という案内標識があるので、それに従って進みます。
道幅はそれほどせまくなく、アクセスは良好です。
駐車場は、正面に2つ、展望台付近に1つあります。全て砂利です。
発電所内は一方通行となっており、車両進入禁止の箇所も多くありますので、注意して下さい。

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この風力発電所は、総発電量65.98MWを誇る、日本国内で2番目に大きな風力発電所
全てエネルコンのE70という2MW風力タービンを採用しています(1基のみ1.98MW仕様)。
非常に広大な高原全域に渡って風車が設置されています。
また、発電所内には一方通行の一般車両通行可能な道路があり、並んだ風車のすぐ脇を車で走ることができます。
徒歩では、管理地や農耕地以外はほとんど進入可能なので、1回では回りきれないほどです。
高原内は、農地とひまわり畑があり、シーズンの(9月ごろ)には、非常にたくさんのひまわりが見られるようです。
また、農地では布引大根が栽培されているようです。
大きな駐車場やトイレ、立派な展望台など、見学用の施設が充実しています。
また、休日には露店もあり、軽食や飲み物が提供されています。
とくに、高原奥の高台にある展望台からの眺めは圧巻で、全ての風車を見渡すことができます。
展望台へは、正面駐車場から一方通行の道路に従い進み、奥にある駐車場から少し山を上るとあります。
高原内の雰囲気や景色もとても良く、晴れた空気の澄んだ日には、猪苗代湖をも見渡せる絶景です。

朝晩は非常に気温が低いこともあり、念のため上着を1枚持っていくと良いでしょう。
6月下旬の曇りの日の朝は、16℃だったことがあります。
8月中順に訪れた際は、昼前に半袖で調度良い気温でした。
天候が悪いと発電所全体が雲の中に入ってしまい、風車どころではない濃霧になることがあるので、遠方からの見学の場合はできるだけ晴天の日を狙ったほうがよさそうです。


*見学設備とは、説明用看板などが設けてあるか、見学のために近づけるようになっているかなど、見学者を受け入れる用意があるか、見学者が訪れる前提で発電所が整備されているかどうかを指しています。

「注意事項」
・施設を訪れる場合の参考にしていただくのは構いませんが、実際に訪れておきた事故等の責任は一切負いません。各自判断のうえ自己責任でお願いします。
・立入禁止区域等には絶対に入らないようにしましょう。

【風車めぐり】 第8弾 : 稲葉山風力発電所

シリーズでお届けする【風車めぐり】は、全国の風力発電所を訪れた記録を紹介するシリーズ。
どこか普段と違う不思議な雰囲気でいて、風が気持ち良い高台にあることの多い風力発電所
そんな風力発電所の様子や感想などをお届けします。

第8弾は、富山県小矢部市稲葉山山頂の稲葉山牧場にある、稲葉山風力発電所

風力発電所データ】
名前  : 稲葉山風力発電所
場所  : 富山県小矢部市(稲葉山 稲葉山牧場)
規模  : 1.8MW (0.6MW x 3)
風車数 : 3基
見学設備: あり*
駐車場 : あり
接近  : 可能
その他 : 休憩施設、動物ふれあい広場あり

【風車データ】
メーカー : ENERCON (ドイツ)
風車型式 : E-40
単基出力 : 0.6MW
タワー高 : 65m
ローター径: 44m
増速機  : なし

【アクセス】
道路状況 : 良好

地図の中心付近は、風車の1号機付近を示しています。

国道8号線沿いにある、道の駅メルヘンおやべのところから県道32号線に入ると、稲葉山牧場の看板がでてくるので、それに従って山を上ってゆきます。
稲葉山山頂付近の駐車場、または稲葉山動物ふれあい広場の駐車場が利用できます。
山頂に簡単な休憩施設もあります。

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牧場のなかに綺麗に並ぶ小型の風車は、たまご型のナセルが特徴の、エネルコン製。
E-40という小型モデルのそのナセルは本当にかわいい形をしています。
1号機のみ羽根の先端が赤くペイントされています。

頂上エリアは牧場になっており、牛が放牧されています。
この日は風がなく発電していませんでしたが、開けた牧草地の中に立つ小型風車は、それはそれは雰囲気があって素敵でした。
また、広々とした芝生の広場や、動物ふれあい広場などもあります。

アクセスもよく、駐車場も山頂にしてはたくさんあったので、見学しやすいのではないでしょうか。


*見学設備とは、説明用看板などが設けてあるか、見学のために近づけるようになっているかなど、見学者を受け入れる用意があるか、見学者が訪れる前提で発電所が整備されているかどうかを指しています。
「注意事項」
・施設を訪れる場合の参考にしていただくのは構いませんが、実際に訪れておきた事故等の責任は一切負いません。各自判断のうえ自己責任でお願いします。
・立入禁止区域等には絶対に入らないようにしましょう。

【風車めぐり】 第7弾 : 内灘町風力発電所

シリーズでお届けする【風車めぐり】は、全国の風力発電所を訪れた記録を紹介するシリーズ。
どこか普段と違う不思議な雰囲気でいて、風が気持ち良い高台にあることの多い風力発電所
そんな風力発電所の様子や感想などをお届けします。

第7弾は、石川県は河北郡内灘町、道の駅内灘サンセットパークの川向いにある、内灘町風力発電所(サンセットウイング内灘)。

風力発電所データ】
名前  : 内灘町風力発電所 (サンセットウイング内灘)
場所  : 石川県河北郡内灘町(道の駅内灘サンセットパーク)
規模  : 1.5MW (1.5MW x 1)
風車数 : 1基
見学設備: あり*
駐車場 : あり(総合公園駐車場)
接近  : 可能
その他 :

【風車データ】
メーカー : GE Energy (アメリカ)
風車型式 : 1.5s
単基出力 : 1.5MW
タワー高 : 65m
ローター径: 70.5m
増速機  : あり

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【アクセス】
道路状況 : 良好

地図の中心付近は風車の位置を示しています。
国道8号線と、のと里山街道の間を走る県道8号線沿いにあります。
道の駅内灘サンセットパークを目指すとわかりやすいです。
道の駅内灘サンセットパークの前を流れる川の対面の、石川県立自転車競技場の南側にある、恋人の聖地の駐車場が利用できます。
川沿いをのと里山海道内灘IC方面に向かうとよいでしょう。
能登半島方面からのアクセスは、のと里山海道 内灘ICが使えると思います。

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風車めぐり第3弾で紹介した、珠洲風力発電所と同じGE Wind製の風車が1基単独で設置されています。
この風力発電所の特徴は、風車の隣に建てられている巨大で頑丈な避雷塔。
日本海沿岸特有の、冬季の強力な雷の被害から守るためのもので、かなり立派な避雷塔が備わっています。
風車自体も単独で存在するものとしては大きい方だと思います。

のと里山海道を走行中にもよく見えるこの風車は、海沿いの見晴らしの良い場所に建てられており、雰囲気はばっちりです。
隣にある、恋人の聖地が少し高台になっているので、そこから見るとナセルに近づいたような感じになって、より迫力が増します。

川向いにある、道の駅内灘サンセットパークや、その川にかかるサンセットブリッジからの眺めもなかなか良いのでおすすめです。


*見学設備とは、説明用看板などが設けてあるか、見学のために近づけるようになっているかなど、見学者を受け入れる用意があるか、見学者が訪れる前提で発電所が整備されているかどうかを指しています。
「注意事項」
・施設を訪れる場合の参考にしていただくのは構いませんが、実際に訪れておきた事故等の責任は一切負いません。各自判断のうえ自己責任でお願いします。
・立入禁止区域等には絶対に入らないようにしましょう。

【風車めぐり】 第6弾 : あわら北潟風力発電所

シリーズでお届けする【風車めぐり】は、全国の風力発電所を訪れた記録を紹介するシリーズ。
どこか普段と違う不思議な雰囲気でいて、風が気持ち良い高台にあることの多い風力発電所
そんな風力発電所の様子や感想などをお届けします。

第6弾は、福井県あわら市にある、あわら北潟風力発電所

風力発電所データ】
名前  : あわら北潟風力発電所 (あわら夢ぐるま)
場所  : 福井県あわら市
規模  : 20MW (2MW x 10)
風車数 : 10基
見学設備: あり*
駐車場 : あり(2014/7/21現在建設中)
接近  : 可能(真下まで可能)
その他 : 風車展望台あり

【風車データ】
メーカー : 日本製鋼所 (日本)
風車型式 : JB2-2.0
単基出力 : 2MW
タワー高 : 75m
ローター径: 82m
増速機  : なし

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【アクセス】
道路状況 : 全線舗装路(工事中のため未舗装箇所あり)
     (展望台までの道路は2014/7/21現在工事中(8:00-17:00))

地図の中心付近は、風車展望台および8号機の位置を示しています。

国道305号線、北潟東交差点から県道166号線に入ると早速風車が見えます。
北潟東交差点から北潟小学校までぐるっと通っている県道166号線沿いに10基の風車が点在します。
また、北潟東交差点から県道166号線に入り、山の中を抜けたあたりに、「風羽里」という施設の看板がでてきますので、それに従って入って行くと、風車の展望台と農産物直売施設があります。
2014/7/21現在は工事中のため、県道166号線から展望台までの道路は未舗装状態でした。
また、工事が8:00から17:00まで行われているので、その時間帯は進入できない可能性があります。
見た感じでは、トイレや駐車場が整備されるような状態でした。

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あわらの早朝風車! 早朝大正解。

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福井県あわら市、海と北潟湖にはさまれたエリアにあるこの風力発電所は、戦車の砲を作っていることで有名な日本製鋼所製の風力タービンが使われています。
一見増速機を備えていそうな、変わった形のナセルは、よく見るととてもスリムで、増速機は搭載されていません。
農業との共生を図っているらしく、広大なさつまいも畑の中に風車が建てられています。
少し丘の上にあたるエリアなので、その景色は非常に眺めがよく、すがすがしさがあります。

畑エリアの風車は、農業用の道路沿いに建っているので近付けませんが、見学施設が現在整備中です。
写真の中にあるように、立派な展望台や農産物直売施設もあるので、完成すればなかなかよいスポットになるのではないでしょうか。
その8号機はめずらしく、直下のエリアも立入禁止になっていないので、本当に真下まで近づくことができます。
真下から見るその大きさは圧巻です。

展望台の位置も高台にあるので非常に眺めがよく、風車エリアの反対側にある北潟湖も見渡せるので、非常に良い雰囲気があります。



*見学設備とは、説明用看板などが設けてあるか、見学のために近づけるようになっているかなど、見学者を受け入れる用意があるか、見学者が訪れる前提で発電所が整備されているかどうかを指しています。

「注意事項」
・施設を訪れる場合の参考にしていただくのは構いませんが、実際に訪れておきた事故等の責任は一切負いません。各自判断のうえ自己責任でお願いします。
・立入禁止区域等には絶対に入らないようにしましょう。
・農業従事者の邪魔にならないようにしましょう。

【風車めぐり】 第5弾 : 浜松風力発電所

シリーズでお届けする【風車めぐり】は、全国の風力発電所を訪れた記録を紹介するシリーズ。
どこか普段と違う不思議な雰囲気でいて、風が気持ち良い高台にあることの多い風力発電所
そんな風力発電所の様子や感想などをお届けします。

第5弾は、静岡県は浜松市、新東名高速道路の近くにある、浜松風力発電所

風力発電所データ】
名前  : 浜松風力発電所
場所  : 静岡県浜松市
規模  : 20MW (2MW x 10)
風車数 : 10基
見学設備: あり*
駐車場 : あり(滝沢展望台)
接近  : 可能(真下は不可)
その他 : 展望台あり

【風車データ】
メーカー : ENERCON (ドイツ)
風車型式 : E82-E2
単基出力 : 2MW
タワー高 : 78m
ローター径: 82m
増速機  : なし

【アクセス】
道路状況 : 全線舗装路(傾斜地、道幅狭い箇所あり)


地図の中心付近は、滝沢展望台を示しています。駐車場がここにあります。
ストリートビューが利用できるので、確認してみてください。

浜松市内を走る国道362号線から、県道299号線へ入り、新東名高速道路の下をくぐって、浜松市北区の滝沢町を目指します。
少々ルートがややこしいので、GPSや地図などを活用してください。
県道299号線を途中でそれて山のほうへ上がっていくと、T字路に風車見学の看板が出てきます。
カーナビが風車見学の矢印とは違う方向へ案内しても従わず、看板に従って下さい。
とても通り抜けることができなさそうな道へ連れて行かれます。
看板に従って進むと、畑の間をぬった非常に狭い道を行きます。
山の中に入ったあたりに、滝沢展望台の駐車場があります。

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東名高速道路の浜松サービスエリアからもよく見えるこの風力発電所は、山の中にあります。
その魅力はなんといっても、エネルコンのE82という風車。
たまご型の非常に美しいデザインのナセルを持つエネルコンの風車で、日本に入ってきているモデルの中で最大のものです。
この型は日本国内のいろいろな風力発電所で使われています。

出力は2MWで、国内では比較的大型の方。
山の尾根沿いに10基建てられていますが、管理道周辺の木の背丈が高いので、写真に収めるのはなかなか難しいです。
立ち入りが可能な管理道のすぐ脇に建っているものもあり、真下からの迫力は格別です。

併設されている滝沢展望台からの眺めも非常によく、有名な夜景スポットでもあるようです。
[風車見学→]の看板以外に風車位置の地図などはありませんが、一応見学は想定されているようなので、安心して見学できます。

管理道は山の中のハイキングコースのような感じで、歩いてぐるっと回ってくるのにちょうどよく、また気持ちい道です。
木々に覆われた道を抜けた時にパッと現れる大型の風車のその異世界感が、なかなか雰囲気があって素敵でした。


*見学設備とは、説明用看板などが設けてあるか、見学のために近づけるようになっているかなど、見学者を受け入れる用意があるか、見学者が訪れる前提で発電所が整備されているかどうかを指しています。

「注意事項」
・施設を訪れる場合の参考にしていただくのは構いませんが、実際に訪れておきた事故等の責任は一切負いません。各自判断のうえ自己責任でお願いします。
・立入禁止区域等には絶対に入らないようにしましょう。

【風車めぐり】 第4弾 : うみてらす名立風力発電所

シリーズでお届けする【風車めぐり】は、全国の風力発電所を訪れた記録を紹介するシリーズ。
どこか普段と違う不思議な雰囲気でいて、風が気持ち良い高台にあることの多い風力発電所
そんな風力発電所の様子や感想などをお届けします。

第4弾は、新潟県上越市、道の駅うみてらす名立にある、うみてらす名立風力発電所

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風力発電所データ】
名前  : うみてらす名立風力発電所
場所  : 新潟県上越市(道の駅うみてらす名立)
規模  : 0.6MW (0.6MW x 1)
風車数 : 1基
見学設備: あり*
駐車場 : あり(道の駅うみてらす名立)
接近  : 可能
その他 :

【風車データ】
メーカー : 三菱重工 (日本)
風車型式 : 不明
単基出力 : 0.6MW
タワー高 : 50m
ローター径: 42m(推定)
増速機  : 不明

【アクセス】
道路状況 : 良好

国道8号線沿い、北陸自動車道 名立谷浜IC付近にある、道の駅うみてらす名立 の中にあります。

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昼間の写真を撮り忘れる失態を犯しました。

ここの風力発電所は、めずらしく道の駅の中にあります。
発電した電力の一部は、道の駅に供給されています。
風車は0.6MWの出力を持つ、三菱重工製。
比較的小型の風力タービンです。
変わっているのは、柱にコンクリート柱を使っているという点。
コンクリートそのままの風合いで、しましまに見えるその風車は、なんだかかわいく見えてきます。
海沿いを走る国道8号線はドライブにもってこいな上、この「道の駅うみてらす名立」もなかなか雰囲気の良い道の駅で、ドライブのついでにおすすめです。
道の駅で売っていた露天の魚介類や、レストランの海鮮丼がおいしかったです。


*見学設備とは、説明用看板などが設けてあるか、見学のために近づけるようになっているかなど、見学者を受け入れる用意があるか、見学者が訪れる前提で発電所が整備されているかどうかを指しています。

「注意事項」
・施設を訪れる場合の参考にしていただくのは構いませんが、実際に訪れておきた事故等の責任は一切負いません。各自判断のうえ自己責任でお願いします。
・立入禁止区域等には絶対に入らないようにしましょう。