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風車めぐり時々レビュー

コーヒミル みるっこ の静電気対策をした 【本体編】

注意: 当記事の内容は製品の保証または修理の権利を失う可能性があります。また、機器の破損、事故の恐れがあります。また、アース接続により他の電気機器に悪影響を与える恐れ、または落雷等による本機器の破損のリスクが高まる可能性があります。必ず自己責任においてご覧ください。

人気のコーヒーミル、フジローヤルの「みるっこ」を手に入れました。

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家庭用コーヒーミル界では、カリタのナイスカットミルと並んで人気のミル。
お高めですが粒度の揃い方がとてもきれいだと聞いて、こちらに決めました。イエローの本体色もとてもいいね。

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このミル、調べているとどうやらものすごい静電気の影響を受けるようで、特に冬は困ったことになるようです。
まぁ、そうなんだー程度に思っていましたが、早速使ってみるとこの有様...。

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受け缶代わりにプラスチックのカップを使っているのでなおさら悪いとは思いますが、それにしてもこの静電気の暴れよう...
ちなみに、純正で付属の受け缶もプラスチックなので、周囲への飛び散りは少ないにしろ、同じようなことが起きます...

もしかしたら、フレームアースを取るといいかも。
ってひらめいたので、やってみました。

「上記にもありますが、この改造はメーカーの保証を失い、修理を受け付けてもらえなくなる恐れがあります。また、誘導雷等による機器の破損のリスクがあります。」

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バラします。
本体底部の鉄板には、フレームと導通はないようです。
探ってみると、本体とタワー(?)をつないでいるボルトに、ミルの刃と導通がありました。

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念の為、フレームと電源系統に導通がないか確認します。
ないとは思いますけどね。

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端子をつけ、

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ボルトに共締めします。
2本ある理由は、1本はアース端子へ、もう1本は受け缶にアースを取るためです。

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取り付けたアース線が、ミルの刃と導通しているか確認します。

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既存の通線口に余裕があったので、同じ経路で線を外へ。

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キッチンまわりの電源はアース付きの3極コンセントにしているので、アダプターをつけます。

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受け缶置き場にアルミテープを貼り、長めに剥いた片方のアース線を貼り付けます。
完成です。


さて、結果はどうでしょうか。

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大成功です。
受け缶置き場のアースの効果を出すために、受け缶をステンレスに変えているので単純な比較にはならないかもしれませんが、本体への舞い戻りがほぼなくなりました。
それでも本体からの挽いた豆の排出の勢いで周囲には飛び散っていますが、受け缶をもう少し大きいものに変えることで解決できそうです。
これからの乾燥した時期柄、余計に静電気の影響を受けることになりそうなので、良い対策ができました。
最も、後ろで見ていた妻に、導入初日から危うく使用禁止例を出されるところだったので、解決できてよかったです。

また、とてもよい受け缶を見つけることができたので、別の記事で紹介しています。
hermer.hatenablog.com