地鎮祭の終わりに、基礎工事の監督とスケジュールの打ち合わせをした。予定では8月最後の2日間で地盤改良工事を行うとのこと。いよいよ目に見える形で動き始める。地鎮祭から数日後、敷地には防護ネットが張られた。建設業の許可票や労災保険関係成立票等はまだない。これだけでも、"いよいよ始まる"のを感じる。
そして来る8月30日。台風10号の影響で雨が降り続いていたが、地盤改良工事がはじまった。事前の説明で何度も、セメントミルクの打ち込み工事は、もともと地下水がある環境を想定した工法なので、雨が降っていても問題ない、と聞いてはいたものの、いざこれだけ雨が降り続いたあとに工事が始まると、さすがに心配になる。一条の現場管理と施工業者を信じるしかない。2日目も雨が降ったり止んだりの天気で、一時的に洪水警報も出された。土地柄、地下水は最大まで上がっていたことだろう。はたして、それでも大丈夫なんだろうか。
あまり見ない重機がやってきて、穴をほっていく。前職で建柱車はよく見ていたが、それともまた違う。オーガを装備した重機にはホースが繋がれていて、ここから補強材を供給しているようだ。
記念に写真を撮るにも、無言で撮っているもの気が引けたので、コーヒーを差し入れがてら一言だけ挨拶しておいた。
宣言どおり2日できっちり工事が終わった。前日に施工したところにはすでに土がかかっていたが、今日施工した部分は跡を見ることができた。コンクリートだ。遠い将来、家を取り壊したあとこれはどうするんだろうと今考えなくてもいいことを考えながら、記念に現場を見ておいた。
月が変わると、いよいよ基礎工事が始まる。
※当ブログに記載の内容は、当方固有の条件・契約時期等での内容であり、契約ごとに異なる場合があります。当ブログに記載の内容を根拠に商談を行うことはご遠慮ください。