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風車めぐり時々レビュー

【風車めぐり】 第11弾 : 琴浦ウインドファーム

シリーズでお届けする【風車めぐり】は、全国の風力発電所を訪れた記録を紹介するシリーズ。
どこか普段と違う不思議な雰囲気でいて、風が気持ち良い高台にあることの多い風力発電所
そんな風力発電所の様子や感想などをお届けします。

第11弾は、鳥取県東伯郡琴浦町にある、琴浦ウインドファーム。

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風力発電所データ】
名前  : 琴浦ウインドファーム
場所  : 鳥取県東伯郡琴浦町
規模  : 19.5MW (1.5MW x 13)
風車数 : 13基
見学設備: なし*
駐車場 : なし
接近  : 可能
その他 :

【風車データ】
メーカー : GE Wind Energy (アメリカ)
風車型式 : --
単基出力 : 1.5MW
タワー高 : --
ローター径: --
増速機  : あり

【アクセス】
道路状況 : 良好

地図の中心付近は、風車群のうち1機の位置を示しています。

鳥取県を東西に貫く国道9号線から分岐する山陰道の無料区間の大栄東伯ICから南へ少し下ったあたりに、風車群があります。
特に目標物はなく、見学用の設備や駐車場もありません。

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この風力発電所は、日本風力開発が運営する19.5MWの風力発電所です。
アメリカ、GE Wind Energy社の風力タービンを採用していますが、その詳細については公表されていないので不明です。
ナセルには「Kotoura」の文字が入っていました。
見学用の駐車場などが無いのでじっくり見学というわけにはいきませんが、1.5MW級の風車が13機ということで、大きな風力発電所です。
あたりには芝が広がっています。
この辺りは有名な芝の産地らしく、このように芝が生産されているのですね。
もちろん公園などではないので、決して侵入しないようにしましょう。


*見学設備とは、説明用看板などが設けてあるか、見学のために近づけるようになっているかなど、見学者を受け入れる用意があるか、見学者が訪れる前提で発電所が整備されているかどうかを指しています。

「注意事項」
・施設を訪れる場合の参考にしていただくのは構いませんが、実際に訪れておきた事故等の責任は一切負いません。各自判断のうえ自己責任でお願いします。
・立入禁止区域等には絶対に入らないようにしましょう。

【風車めぐり】 第10弾 : 北条砂丘風力発電所

シリーズでお届けする【風車めぐり】は、全国の風力発電所を訪れた記録を紹介するシリーズ。
どこか普段と違う不思議な雰囲気でいて、風が気持ち良い高台にあることの多い風力発電所
そんな風力発電所の様子や感想などをお届けします。

第10弾は、鳥取県東伯郡北栄町にある、北条砂丘風力発電所

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風力発電所データ】
名前  : 北条砂丘風力発電所
場所  : 鳥取県東伯郡北栄町
規模  : 13.5MW (1.5MW x 9)
風車数 : 9基
見学設備: あり*
駐車場 : あり
接近  : 可能
その他 :

【風車データ】
メーカー : REpower (ドイツ)
風車型式 : MD-77
単基出力 : 1.5MW
タワー高 : 65m
ローター径: 77m
増速機  : あり

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【アクセス】
道路状況 : 良好

地図の中心付近は、見学設備のある5号機の位置を示しています。

鳥取県を東西に貫く国道9号線にある、道の駅北条公園より少し東側にあります。
国道9号線から直接5号機のあるところへ右左折進入はできないので、一旦海側にある側道に入ります。
目標が見渡せるので、比較的容易に近づけます。
北条オートキャンプ場から直接側道へ入ることもできます。
側道は一方通行ではないですが、すれ違いが困難な道幅なので、対向車に注意しましょう。

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この風力発電所は、町営の13.5MWの風力発電所です。
ドイツ、REpower社の風力タービンを採用しています。
ナセルの一部や全機のブレードの先端が赤く塗装されています。
ナセルには風車の型名であるMD77の文字が大きく入っていました。
写真にあるように、5号機の隣には見学用の看板や簡易な駐車場が設けられており、じっくり観察することも可能です。
ただし、5号機以外については、管理用の小さな駐車場しかありません。
国道9号線と海の間に広がる農作地の中に、国道9号線に沿ってズラリと1列に並んだ風車は、ドライブ中に見える景色としては壮観です。
国道9号線を東側から走ってきた場合、高い位置から風車群に向けて駆け下りてくるような感じになるので、海、空、風車のコントラストが非常に美しかったです。
また、北栄町の公式ページ、風力発電のページから、風車見学の申し込みも可能です。
今回は申し込みませんでしたが、現地での説明などが聞けるようです。


*見学設備とは、説明用看板などが設けてあるか、見学のために近づけるようになっているかなど、見学者を受け入れる用意があるか、見学者が訪れる前提で発電所が整備されているかどうかを指しています。

「注意事項」
・施設を訪れる場合の参考にしていただくのは構いませんが、実際に訪れておきた事故等の責任は一切負いません。各自判断のうえ自己責任でお願いします。
・立入禁止区域等には絶対に入らないようにしましょう。

【レビュー】Aeromatic 1912 A1254 BIG DATE

ミリタリー系のアイテムというのはどうにも心惹かれるものがあって、それが似合うかどうかはまったく別の話なのですが、男の子ならわかっていただけると思います。

そんなアイテムの中から、ドイツの腕時計、Aeromatic 1912 A1254 BIG DATEというモデルを入手したのでご紹介。

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Aeromatic 1912というのは、ミリタリーテイストの腕時計を作っているドイツのブランドです。
なんだか老舗なイメージがありますが、実は新興ブランド。
高級ブランドでもありません。お手軽に手にできます。
ミリタリーウオッチといえば、例えばIWCのパイロットウオッチのように、100万をゆうに超える高級品もありますが、このAeromatic 1912は1万円ほどから数万円までと、かなりお手軽です。

その中でもA1254というのは第二次世界大戦時のドイツ空軍のパイロットウオッチの復刻デザインということで、その設定ですでに欲しくなります。

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裏蓋がやたらとハゲハゲですが、そういう加工がされているモデルです。

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バンドは革。

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時計は缶に入っていました。

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風防は一応ミネラルクリスタル。
サイズは思ったよりも大きめでした。
モデル名のサブネームのBIG DATEからもわかるように、大きなカレンダー表示が特徴です。
ただしこのカレンダーはオートカレンダーではないので、毎月39まで行き、そのあとは00になります。

A1254のムーブメントはクオーツ。
Aeromatic 1912のモデルの中には機械式のものもあります。

全体的には値段相応の感じです。
ただしぱっと見で安っぽく見えるかと言われれば、案外そうでもない印象です。
しかしながら1万円しない時計ということで、秒針の運びは雑ですし、蓄光塗料もあまりしっかり発光しません。

それにしてもデザインは特徴的ですし、レトロ系のエイビエーターウオッチというのはなかなかなく、それでいてお手軽なのでなかなか満足度は高いです。

今回はオランダの販売店から買いましたが、本体が約70ユーロ、保険付きの送料が20ユーロくらいでした。
大体1万円ちょっとといったところです。

これが一番大切な余談ですが、
ストライクウィッチーズ Operation Victory Arrowの中で、ハンナ・ユスティーナ・マルセイユがしていたのがこの時計です。


【レビュー】iPhone 6 「はやい・おっきい・うすっぺらい」

巷で話題の、iPhone 6が本日手元に届きました。

選んだのは、iPhone 6 Silver, 128GBです。

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これまで iPhone 5を使ってきたのですが、最近のアプリのリソースの大食いっぷりに少々ついていけず、複数起動で若干もっさりなところがあったし────というかiPhone 6ほしかったので買いました。

言われているように、やっぱりかなり大きく感じます。
SONYXperia Zと同じくらいの大きさなのに、それよりももっとずっと大きく感じます。
しかしながら、驚いたことに操作感はそれほど悪くなっていないんです。
にぎっていると、その理由がわかるのですが、薄くなって、エッジが丸くなったことにより、画面の奥まで指が伸ばしやすくなるんです。

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しばらく使って、案外使えるじゃん、という印象でした。
端のほうが丸めてあるガラスの恩恵、十分に感じられます。

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しかしながら、そもそもここまで大型化した方がよかったのかという点では疑問です。
確かに、動画を見たりブラウザを使ったりすると、大型化されたよさは十分に感じられます。
しかしこれは携帯電話。いつも身につけて持ち歩くもの。
快適な環境でいろいろ見たいのであれば、腰を据えて...
とも思ったのですが、このガジェット時代にそんなこというのもナンセンスでしょうか。
ちなみに1日使ったあとに、iPhone 4Sを触ってみたら、本当におもちゃみたいに感じてしまいました。
それほどの変化です。

かなり大きくなって、従来のロックボタンの位置ではとうてい届かないので、ロックボタンは右手親指の位置に移動されています。

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左利きの人でも、なんとか人差し指でさわれそうです。
が、なれるまではおそらくボリュームキーを押してしまうでしょうね。
そんな操作感です。

ギリギリまで画面を広げたデザインで、スピーカーやマイク周りのデザインも少し変わっています。

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そしてこのスピーカーがまたすごくて、こんな薄い端末によくこれだけの音がでるスピーカーを詰め込んだなというくらい音が出ます。
5のスピーカーと比べると、低音の出方がすごく良くなっていて、初めて聞くと多分驚きます。

しかしスピーカーに代わって残念なことが。
バイブレーターの音が非常に大きいのです。
少なくとも日本では、バイブレーターの音を気にするふうな場面が多々あります。
大きな音がするので、これは気を使いそうですね。

そしてカメラ。
カメラはものすごく良かったのですが、本体から飛び出してしまっている。

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確かに、カメラが良くなったのはうれしいですが、ここまでする必要はないと思います。
電話メインの端末で、専門カメラに立ち向かう必要はないのです。

参考までに、少しだけ作例を。

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ダイナミックレンジが広く、とても扱いやすく、手軽にきれいな写真が撮れるようになりました。
スナップとしてはやりすぎなくらいです。


酸化皮膜処理されて、アンテナ用の「Dライン」が入った背面は、やっぱりあまりかっこいいとは思いませんが、写真より実機を見た時は、まだいいかな、と思いました。
あまりじっくりみるところではないので、まぁいいでしょう。
そういうところにも妥協がないのがApple製品だと思っていたのですが、最近はどうも違うようです。

本体がおっきくて、まるっこくて、薄くて、おまけに酸化皮膜処理なので、するっと手から落ちそうです。
カバーを付けました。
お気に入りのSpigen NEO HYBRIDシリーズです。

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ボタンがメッキになっていていい感じなのですが、電源ボタンのクリック感がありません。
操作ができないことはないのですが、うーむ。残念。
しかしまぁ、本体発表前の製品なので、仕方がないかな。

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ハード面はこんなかんじです。
ソフト面で思ったことといえば、キーボードが打ちやすくなりました。

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私はフルキーボード派なのですが、物理的に大きくなったぶん、ピッチが広がって打ちやすいです。
まだ一部のアプリしかiPhone 6用の解像度に対応していませんが、早いところアップデートしてほしいですね。

ホームスクリーンはまたまたアイコンが1行増えました。

アイコン増えすぎてどうしていいかわからんw

大量です。扱いきれません。

動作はiPhone 5と比べると格段に早くなっていて、よかったです。


やはりいちばん気になるのはその大きさです。
1日使ってみて、案外使えるということはわかったのですが、でもやっぱり大きすぎる気がします。
大きさがあまり気にならないようであれば、ぜひ手にとって見てください。
大きさが気になっているのであれば、必ず実機を触ってみた方が良いでしょう。
iPhone 4からiPhone 5になったときも大きくなった気はしましたが、使用感としては全然大きさは気になりませんでした。しかしながら今回は違います。
写真や動画を見た時の満足感はそれはそれは良いものですが、持ち歩くことを考えるとやっぱりiPhone 5のサイズが限界だったのかな、なんて思いました。
全体期にはこんな印象です。
で、アリかナシかで言えば、まぁ、アリかな。
なんだかんだで、使っていけそうな気はしています。

【風車めぐり】 第9弾 : 郡山布引高原風力発電所

シリーズでお届けする【風車めぐり】は、全国の風力発電所を訪れた記録を紹介するシリーズ。
どこか普段と違う不思議な雰囲気でいて、風が気持ち良い高台にあることの多い風力発電所
そんな風力発電所の様子や感想などをお届けします。

第9弾は、福島県郡山市にある、郡山布引高原風力発電所

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風力発電所データ】
名前  : 郡山布引高原風力発電所
場所  : 福島県郡山市 布引高原(風の高原)
規模  : 65.98MW (2MW x 32, 1.98MW x 1)
風車数 : 33基
見学設備: あり*
駐車場 : あり(2ヶ所)
接近  : 可能
その他 : トイレ、展望台、露店あり

【風車データ】
メーカー : ENERCON (ドイツ)
風車型式 : E70
単基出力 : 2MW, 1.98MW
タワー高 : 64m
ローター径: 71m
増速機  : なし

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【アクセス】
道路状況 : 良好

地図の中心付近は、駐車場の位置を示しています。

会津若松市白河市を結ぶ、国道294号線、湖南町赤津付近から市道へ入ります。
地図を参考に、ナビゲーションなどを活用してアクセスできます。
また、「風の高原」という案内標識があるので、それに従って進みます。
道幅はそれほどせまくなく、アクセスは良好です。
駐車場は、正面に2つ、展望台付近に1つあります。全て砂利です。
発電所内は一方通行となっており、車両進入禁止の箇所も多くありますので、注意して下さい。

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この風力発電所は、総発電量65.98MWを誇る、日本国内で2番目に大きな風力発電所
全てエネルコンのE70という2MW風力タービンを採用しています(1基のみ1.98MW仕様)。
非常に広大な高原全域に渡って風車が設置されています。
また、発電所内には一方通行の一般車両通行可能な道路があり、並んだ風車のすぐ脇を車で走ることができます。
徒歩では、管理地や農耕地以外はほとんど進入可能なので、1回では回りきれないほどです。
高原内は、農地とひまわり畑があり、シーズンの(9月ごろ)には、非常にたくさんのひまわりが見られるようです。
また、農地では布引大根が栽培されているようです。
大きな駐車場やトイレ、立派な展望台など、見学用の施設が充実しています。
また、休日には露店もあり、軽食や飲み物が提供されています。
とくに、高原奥の高台にある展望台からの眺めは圧巻で、全ての風車を見渡すことができます。
展望台へは、正面駐車場から一方通行の道路に従い進み、奥にある駐車場から少し山を上るとあります。
高原内の雰囲気や景色もとても良く、晴れた空気の澄んだ日には、猪苗代湖をも見渡せる絶景です。

朝晩は非常に気温が低いこともあり、念のため上着を1枚持っていくと良いでしょう。
6月下旬の曇りの日の朝は、16℃だったことがあります。
8月中順に訪れた際は、昼前に半袖で調度良い気温でした。
天候が悪いと発電所全体が雲の中に入ってしまい、風車どころではない濃霧になることがあるので、遠方からの見学の場合はできるだけ晴天の日を狙ったほうがよさそうです。


*見学設備とは、説明用看板などが設けてあるか、見学のために近づけるようになっているかなど、見学者を受け入れる用意があるか、見学者が訪れる前提で発電所が整備されているかどうかを指しています。

「注意事項」
・施設を訪れる場合の参考にしていただくのは構いませんが、実際に訪れておきた事故等の責任は一切負いません。各自判断のうえ自己責任でお願いします。
・立入禁止区域等には絶対に入らないようにしましょう。

【風車めぐり】 第8弾 : 稲葉山風力発電所

シリーズでお届けする【風車めぐり】は、全国の風力発電所を訪れた記録を紹介するシリーズ。
どこか普段と違う不思議な雰囲気でいて、風が気持ち良い高台にあることの多い風力発電所
そんな風力発電所の様子や感想などをお届けします。

第8弾は、富山県小矢部市稲葉山山頂の稲葉山牧場にある、稲葉山風力発電所

風力発電所データ】
名前  : 稲葉山風力発電所
場所  : 富山県小矢部市(稲葉山 稲葉山牧場)
規模  : 1.8MW (0.6MW x 3)
風車数 : 3基
見学設備: あり*
駐車場 : あり
接近  : 可能
その他 : 休憩施設、動物ふれあい広場あり

【風車データ】
メーカー : ENERCON (ドイツ)
風車型式 : E-40
単基出力 : 0.6MW
タワー高 : 65m
ローター径: 44m
増速機  : なし

【アクセス】
道路状況 : 良好

地図の中心付近は、風車の1号機付近を示しています。

国道8号線沿いにある、道の駅メルヘンおやべのところから県道32号線に入ると、稲葉山牧場の看板がでてくるので、それに従って山を上ってゆきます。
稲葉山山頂付近の駐車場、または稲葉山動物ふれあい広場の駐車場が利用できます。
山頂に簡単な休憩施設もあります。

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牧場のなかに綺麗に並ぶ小型の風車は、たまご型のナセルが特徴の、エネルコン製。
E-40という小型モデルのそのナセルは本当にかわいい形をしています。
1号機のみ羽根の先端が赤くペイントされています。

頂上エリアは牧場になっており、牛が放牧されています。
この日は風がなく発電していませんでしたが、開けた牧草地の中に立つ小型風車は、それはそれは雰囲気があって素敵でした。
また、広々とした芝生の広場や、動物ふれあい広場などもあります。

アクセスもよく、駐車場も山頂にしてはたくさんあったので、見学しやすいのではないでしょうか。


*見学設備とは、説明用看板などが設けてあるか、見学のために近づけるようになっているかなど、見学者を受け入れる用意があるか、見学者が訪れる前提で発電所が整備されているかどうかを指しています。
「注意事項」
・施設を訪れる場合の参考にしていただくのは構いませんが、実際に訪れておきた事故等の責任は一切負いません。各自判断のうえ自己責任でお願いします。
・立入禁止区域等には絶対に入らないようにしましょう。

【風車めぐり】 第7弾 : 内灘町風力発電所

シリーズでお届けする【風車めぐり】は、全国の風力発電所を訪れた記録を紹介するシリーズ。
どこか普段と違う不思議な雰囲気でいて、風が気持ち良い高台にあることの多い風力発電所
そんな風力発電所の様子や感想などをお届けします。

第7弾は、石川県は河北郡内灘町、道の駅内灘サンセットパークの川向いにある、内灘町風力発電所(サンセットウイング内灘)。

風力発電所データ】
名前  : 内灘町風力発電所 (サンセットウイング内灘)
場所  : 石川県河北郡内灘町(道の駅内灘サンセットパーク)
規模  : 1.5MW (1.5MW x 1)
風車数 : 1基
見学設備: あり*
駐車場 : あり(総合公園駐車場)
接近  : 可能
その他 :

【風車データ】
メーカー : GE Energy (アメリカ)
風車型式 : 1.5s
単基出力 : 1.5MW
タワー高 : 65m
ローター径: 70.5m
増速機  : あり

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【アクセス】
道路状況 : 良好

地図の中心付近は風車の位置を示しています。
国道8号線と、のと里山街道の間を走る県道8号線沿いにあります。
道の駅内灘サンセットパークを目指すとわかりやすいです。
道の駅内灘サンセットパークの前を流れる川の対面の、石川県立自転車競技場の南側にある、恋人の聖地の駐車場が利用できます。
川沿いをのと里山海道内灘IC方面に向かうとよいでしょう。
能登半島方面からのアクセスは、のと里山海道 内灘ICが使えると思います。

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風車めぐり第3弾で紹介した、珠洲風力発電所と同じGE Wind製の風車が1基単独で設置されています。
この風力発電所の特徴は、風車の隣に建てられている巨大で頑丈な避雷塔。
日本海沿岸特有の、冬季の強力な雷の被害から守るためのもので、かなり立派な避雷塔が備わっています。
風車自体も単独で存在するものとしては大きい方だと思います。

のと里山海道を走行中にもよく見えるこの風車は、海沿いの見晴らしの良い場所に建てられており、雰囲気はばっちりです。
隣にある、恋人の聖地が少し高台になっているので、そこから見るとナセルに近づいたような感じになって、より迫力が増します。

川向いにある、道の駅内灘サンセットパークや、その川にかかるサンセットブリッジからの眺めもなかなか良いのでおすすめです。


*見学設備とは、説明用看板などが設けてあるか、見学のために近づけるようになっているかなど、見学者を受け入れる用意があるか、見学者が訪れる前提で発電所が整備されているかどうかを指しています。
「注意事項」
・施設を訪れる場合の参考にしていただくのは構いませんが、実際に訪れておきた事故等の責任は一切負いません。各自判断のうえ自己責任でお願いします。
・立入禁止区域等には絶対に入らないようにしましょう。