世界がまだ変わり果てる前、ドイツ旅行に行ったことを思い出した。
帝政カールスラントの話題が出てきた今思い出し、私の主記憶から復元不可能なレベルに損傷を受ける前に、アウトプットしておく。
私は典型的な文系脳なので(関係ないかもしれないが)ブログも口語調で書いていたが、今回のシリーズは文語調に挑戦してみる。そうしてみたいと思っていたし。
さて、なんとなく察しているかもしれないが、新婚旅行である。
そうでもなければ、こんな旅はできないようなところに身を置いてしまった。
今回記録に残す旅行は、2019年12月のことだ。8日間の旅行だった。
新婚旅行でドイツなんて、あまり聞かない。
だが振り返ってみると、それはタイミング含め、完璧な判断だった。
当初は、少し暖かくなった頃にそれっぽいところ、例えば、スペインとか、フランスとか、に行く計画であった。
頭はとても平和な方だと思っているので、もちろん、その頃、世界がこんな事態になるとはかけらも思っていない。
それにしても、生活は大きく変わるし、何があるかわからないということで、行けるときに行っておく、という判断をしたわけだ。
そして、「行けるとき」である、2019年の年末に行くならと考えた末、クリスマスに大いに盛り上がるドイツなんて素敵じゃないか、と。