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風車めぐり時々レビュー

【風車めぐり】 第15弾 : キララトゥーリマキ風力発電所

シリーズでお届けする【風車めぐり】は、全国の風力発電所を訪れた記録を紹介するシリーズ。
どこか普段と違う不思議な雰囲気でいて、風が気持ち良い高台にあることの多い風力発電所
そんな風力発電所の様子や感想などをお届けします。

第15弾は、島根県出雲市多伎町にある、キララトゥーリマキ風力発電所

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風力発電所データ】
名前  : キララトゥーリマキ風力発電所
場所  : 島根県出雲市多伎町
規模  : 1.7MW (0.85MW x 2)
風車数 : 2基
見学設備: あり*
駐車場 : あり
接近  : 可能
その他 : 休憩所、トイレ

【風車データ】
メーカー : Vestas (デンマーク)
風車型式 : V52
単基出力 : 0.85MW
タワー高 : 49m
ローター径: 52m
増速機  : あり

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【アクセス】
道路状況 : 良好

地図の中心付近は、キララトゥーリマキ公園の位置を示しています。

国道9号線出雲大社付近から少し西へ行ったあたりにある道の駅「キララ多伎」の隣の山の上にキララトゥーリマキ風力発電所があります。
キララトゥーリマキ公園という名前で、公園にもなっており、簡単な東屋とトイレ、駐車場があります。
風力タービンがある山の上の駐車場まで車で上って行けます。

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この風力発電所は、道の駅キララ多伎に隣接する風力発電所で、道の駅のアイコンにもなっています。
キララトゥーリマキという不思議な名前の由来、「トゥーリマキ」の意味は、フィンランド語で「風の丘」という意味だそうです。
Vestasの850kWの小型風力タービンが使われており、2基あるうちの1基(西側)は故障中とのことで、かなり汚れていました。
その汚れっぷりからして、だいぶ前から動いていないようです。
簡単に近くにいけるので、近くから見上げてもよし、道の駅の海岸から眺めてもよし、よく目につくところにある風力発電所でした。


*見学設備とは、説明用看板などが設けてあるか、見学のために近づけるようになっているかなど、見学者を受け入れる用意があるか、見学者が訪れる前提で発電所が整備されているかどうかを指しています。

「注意事項」
・施設を訪れる場合の参考にしていただくのは構いませんが、実際に訪れておきた事故等の責任は一切負いません。各自判断のうえ自己責任でお願いします。
・立入禁止区域等には絶対に入らないようにしましょう。

【風車めぐり】 第14弾 : 新出雲風力発電所

シリーズでお届けする【風車めぐり】は、全国の風力発電所を訪れた記録を紹介するシリーズ。
どこか普段と違う不思議な雰囲気でいて、風が気持ち良い高台にあることの多い風力発電所
そんな風力発電所の様子や感想などをお届けします。

第14弾は、島根県出雲市にある、新出雲風力発電所

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風力発電所データ】
名前  : 新出雲風力発電所
場所  : 島根県出雲市(北浜地区、西田地区、久多美地区、佐香地区)
規模  : 78MW (3MW x 26)
風車数 : 26基
見学設備: あり*
駐車場 : あり
接近  : 可能
その他 : 休憩所、トイレ、展望台

【風車データ】
メーカー : Vestas (デンマーク)
風車型式 : V90
単基出力 : 3MW
タワー高 : 75m
ローター径: 90m
増速機  : あり

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【アクセス】
道路状況 : おおむね良好(途中道幅の狭い箇所あり)

地図の中心付近は、見学設備のある十六島(うっぷるい)風車公園の位置を示しています。

島根県島根半島の付け根、出雲大社から北東へ上がったあたりの海沿いにある、北浜地区にあります。
宍道湖の北側を走る、国道431号線から県道275号線を通って行きます。
または、出雲大社から県道23号線を通っても行けます。
ただし、途中に何箇所か狭い場所があり、また、小さな港町をいくつか抜けるので、通行には注意が必要です。
また、県道23号線を利用した場合、狭い箇所が多いので、県道275号線からのアクセスをおすすめします。
どちらにせよ、普通車であればそれほど困る道路状況ではありません。
地図に示した十六島風車公園には、余裕のある駐車場、トイレ、屋内の休憩所、展望台などが整備されており、快適に見学できます。

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この風力発電所は、ユーラスエナジージャパンが運営する、日本最大の風力発電所です。
単機で3MW出力のVestas製巨大風力タービンが26機、合計で78MWの発電能力を誇ります。
島根半島の広いエリアに渡って風車が立てられており、西サイト、東サイトに分かれています。
見学用の設備が非常にしっかり整備されており、十六島風車公園の管理棟にはトイレ、屋内の休憩所が併設されており、現在の発電状況を示すモニターや、風力発電所についての資料が掲示されています。
また、屋外には高台に遊歩道が整備されており、風力発電所を見渡せたり、管理棟の隣の風力タービンを高い位置から見られたりと、他にはない貴重な体験ができます。
高台がタワーの中間地点くらいの高さがあるので、海を背景に、3MW級の巨大な風力タービンを眺めるのはなかなか壮観でした。
また、十六島風車公園の前を走る市道十六島線にそって風力発電所内部に入って行くと、さらに奥の風車が見渡せ、非常に広大な風力発電所であることがわかります。
出雲大社から約1時間半で行けるので、時間があればぜひ立ち寄ってみると良いかもしれません。

*見学設備とは、説明用看板などが設けてあるか、見学のために近づけるようになっているかなど、見学者を受け入れる用意があるか、見学者が訪れる前提で発電所が整備されているかどうかを指しています。

「注意事項」
・施設を訪れる場合の参考にしていただくのは構いませんが、実際に訪れておきた事故等の責任は一切負いません。各自判断のうえ自己責任でお願いします。
・立入禁止区域等には絶対に入らないようにしましょう。

【風車めぐり】 第13弾 : 大山風力発電所

シリーズでお届けする【風車めぐり】は、全国の風力発電所を訪れた記録を紹介するシリーズ。
どこか普段と違う不思議な雰囲気でいて、風が気持ち良い高台にあることの多い風力発電所
そんな風力発電所の様子や感想などをお届けします。

第13弾は、鳥取県西伯郡大山町にある、大山風力発電所

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風力発電所データ】
名前  : 大山風力発電所
場所  : 鳥取県西伯郡大山町
規模  : 9MW (1.5MW x 6)
風車数 : 6基
見学設備: なし*
駐車場 : なし(国道9号線大山パーキングから見学可)
接近  : 可能
その他 :

【風車データ】
メーカー : GE Wind Energy (アメリカ)
風車型式 : --
単基出力 : 1.5MW
タワー高 : --
ローター径: --
増速機  : あり

【アクセス】
道路状況 : 良好

地図の中心付近は、国道9号線 大山パーキングの位置を示しています。

国道9号線沿いにある、大山パーキング。
トイレと駐車場のみの簡易パーキングですが、ここから見学が可能です。
9号線の北側と南側にそれぞれ風車があります。

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この風力発電所は、大山ウインドファームが運営する9MWの風力発電所です。
アメリカ、GE Wind Energy社の風力タービンを採用していますが、その詳細については公表されていないので不明です。
この大山風力発電所と、中山風力発電所、名和風力発電所の計3ヶ所が大山ウインドファームの管理で、同じ風車が使用されています。
ナセルには「Daisen」の文字が入っていました。
こちらの風力発電所の風車も海沿いの農耕地に点在しています。
また、国道9号線をまたいで風車があります。
9号線沿いの大山パーキングから眺めると、開けた土地に立つ風車が印象的でした。

*見学設備とは、説明用看板などが設けてあるか、見学のために近づけるようになっているかなど、見学者を受け入れる用意があるか、見学者が訪れる前提で発電所が整備されているかどうかを指しています。

「注意事項」
・施設を訪れる場合の参考にしていただくのは構いませんが、実際に訪れておきた事故等の責任は一切負いません。各自判断のうえ自己責任でお願いします。
・立入禁止区域等には絶対に入らないようにしましょう。

【風車めぐり】 第12弾 : 中山風力発電所

シリーズでお届けする【風車めぐり】は、全国の風力発電所を訪れた記録を紹介するシリーズ。
どこか普段と違う不思議な雰囲気でいて、風が気持ち良い高台にあることの多い風力発電所
そんな風力発電所の様子や感想などをお届けします。

第12弾は、鳥取県西伯郡大山町にある、中山風力発電所

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風力発電所データ】
名前  : 中山風力発電所
場所  : 鳥取県西伯郡大山町
規模  : 7.5MW (1.5MW x 5)
風車数 : 5基
見学設備: なし*
駐車場 : なし
接近  : 可能
その他 :

【風車データ】
メーカー : GE Wind Energy (アメリカ)
風車型式 : --
単基出力 : 1.5MW
タワー高 : --
ローター径: --
増速機  : あり

【アクセス】
道路状況 : 良好

地図の中心付近は、逢坂港の位置を示しています。

鳥取県を東西に貫く国道9号線沿い、逢坂港のあたりに見える風車群が中山風力発電所です。
逢坂港へ降りる道路や逢坂港から良く見渡せます。
釣り人もいますが、漁港ですので漁業関係者の邪魔にならないよう配慮しましょう。

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この風力発電所は、大山ウインドファームが運営する7.5MWの風力発電所です。
アメリカ、GE Wind Energy社の風力タービンを採用していますが、その詳細については公表されていないので不明です。
この中山風力発電所と、大山風力発電所、名和風力発電所の計3ヶ所が大山ウインドファームの管理で、同じ風車が使用されています。
ナセルには「Daisen」の文字が入っていました。
立ち寄った逢坂港はいかにも地元漁港という感じで、のどかな雰囲気がのなか、ゆうゆうと回る風車が印象的でした。

*見学設備とは、説明用看板などが設けてあるか、見学のために近づけるようになっているかなど、見学者を受け入れる用意があるか、見学者が訪れる前提で発電所が整備されているかどうかを指しています。

「注意事項」
・施設を訪れる場合の参考にしていただくのは構いませんが、実際に訪れておきた事故等の責任は一切負いません。各自判断のうえ自己責任でお願いします。
・立入禁止区域等には絶対に入らないようにしましょう。

【風車めぐり】 第11弾 : 琴浦ウインドファーム

シリーズでお届けする【風車めぐり】は、全国の風力発電所を訪れた記録を紹介するシリーズ。
どこか普段と違う不思議な雰囲気でいて、風が気持ち良い高台にあることの多い風力発電所
そんな風力発電所の様子や感想などをお届けします。

第11弾は、鳥取県東伯郡琴浦町にある、琴浦ウインドファーム。

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風力発電所データ】
名前  : 琴浦ウインドファーム
場所  : 鳥取県東伯郡琴浦町
規模  : 19.5MW (1.5MW x 13)
風車数 : 13基
見学設備: なし*
駐車場 : なし
接近  : 可能
その他 :

【風車データ】
メーカー : GE Wind Energy (アメリカ)
風車型式 : --
単基出力 : 1.5MW
タワー高 : --
ローター径: --
増速機  : あり

【アクセス】
道路状況 : 良好

地図の中心付近は、風車群のうち1機の位置を示しています。

鳥取県を東西に貫く国道9号線から分岐する山陰道の無料区間の大栄東伯ICから南へ少し下ったあたりに、風車群があります。
特に目標物はなく、見学用の設備や駐車場もありません。

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この風力発電所は、日本風力開発が運営する19.5MWの風力発電所です。
アメリカ、GE Wind Energy社の風力タービンを採用していますが、その詳細については公表されていないので不明です。
ナセルには「Kotoura」の文字が入っていました。
見学用の駐車場などが無いのでじっくり見学というわけにはいきませんが、1.5MW級の風車が13機ということで、大きな風力発電所です。
あたりには芝が広がっています。
この辺りは有名な芝の産地らしく、このように芝が生産されているのですね。
もちろん公園などではないので、決して侵入しないようにしましょう。


*見学設備とは、説明用看板などが設けてあるか、見学のために近づけるようになっているかなど、見学者を受け入れる用意があるか、見学者が訪れる前提で発電所が整備されているかどうかを指しています。

「注意事項」
・施設を訪れる場合の参考にしていただくのは構いませんが、実際に訪れておきた事故等の責任は一切負いません。各自判断のうえ自己責任でお願いします。
・立入禁止区域等には絶対に入らないようにしましょう。

【風車めぐり】 第10弾 : 北条砂丘風力発電所

シリーズでお届けする【風車めぐり】は、全国の風力発電所を訪れた記録を紹介するシリーズ。
どこか普段と違う不思議な雰囲気でいて、風が気持ち良い高台にあることの多い風力発電所
そんな風力発電所の様子や感想などをお届けします。

第10弾は、鳥取県東伯郡北栄町にある、北条砂丘風力発電所

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風力発電所データ】
名前  : 北条砂丘風力発電所
場所  : 鳥取県東伯郡北栄町
規模  : 13.5MW (1.5MW x 9)
風車数 : 9基
見学設備: あり*
駐車場 : あり
接近  : 可能
その他 :

【風車データ】
メーカー : REpower (ドイツ)
風車型式 : MD-77
単基出力 : 1.5MW
タワー高 : 65m
ローター径: 77m
増速機  : あり

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【アクセス】
道路状況 : 良好

地図の中心付近は、見学設備のある5号機の位置を示しています。

鳥取県を東西に貫く国道9号線にある、道の駅北条公園より少し東側にあります。
国道9号線から直接5号機のあるところへ右左折進入はできないので、一旦海側にある側道に入ります。
目標が見渡せるので、比較的容易に近づけます。
北条オートキャンプ場から直接側道へ入ることもできます。
側道は一方通行ではないですが、すれ違いが困難な道幅なので、対向車に注意しましょう。

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この風力発電所は、町営の13.5MWの風力発電所です。
ドイツ、REpower社の風力タービンを採用しています。
ナセルの一部や全機のブレードの先端が赤く塗装されています。
ナセルには風車の型名であるMD77の文字が大きく入っていました。
写真にあるように、5号機の隣には見学用の看板や簡易な駐車場が設けられており、じっくり観察することも可能です。
ただし、5号機以外については、管理用の小さな駐車場しかありません。
国道9号線と海の間に広がる農作地の中に、国道9号線に沿ってズラリと1列に並んだ風車は、ドライブ中に見える景色としては壮観です。
国道9号線を東側から走ってきた場合、高い位置から風車群に向けて駆け下りてくるような感じになるので、海、空、風車のコントラストが非常に美しかったです。
また、北栄町の公式ページ、風力発電のページから、風車見学の申し込みも可能です。
今回は申し込みませんでしたが、現地での説明などが聞けるようです。


*見学設備とは、説明用看板などが設けてあるか、見学のために近づけるようになっているかなど、見学者を受け入れる用意があるか、見学者が訪れる前提で発電所が整備されているかどうかを指しています。

「注意事項」
・施設を訪れる場合の参考にしていただくのは構いませんが、実際に訪れておきた事故等の責任は一切負いません。各自判断のうえ自己責任でお願いします。
・立入禁止区域等には絶対に入らないようにしましょう。

【レビュー】Aeromatic 1912 A1254 BIG DATE

ミリタリー系のアイテムというのはどうにも心惹かれるものがあって、それが似合うかどうかはまったく別の話なのですが、男の子ならわかっていただけると思います。

そんなアイテムの中から、ドイツの腕時計、Aeromatic 1912 A1254 BIG DATEというモデルを入手したのでご紹介。

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Aeromatic 1912というのは、ミリタリーテイストの腕時計を作っているドイツのブランドです。
なんだか老舗なイメージがありますが、実は新興ブランド。
高級ブランドでもありません。お手軽に手にできます。
ミリタリーウオッチといえば、例えばIWCのパイロットウオッチのように、100万をゆうに超える高級品もありますが、このAeromatic 1912は1万円ほどから数万円までと、かなりお手軽です。

その中でもA1254というのは第二次世界大戦時のドイツ空軍のパイロットウオッチの復刻デザインということで、その設定ですでに欲しくなります。

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裏蓋がやたらとハゲハゲですが、そういう加工がされているモデルです。

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バンドは革。

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時計は缶に入っていました。

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風防は一応ミネラルクリスタル。
サイズは思ったよりも大きめでした。
モデル名のサブネームのBIG DATEからもわかるように、大きなカレンダー表示が特徴です。
ただしこのカレンダーはオートカレンダーではないので、毎月39まで行き、そのあとは00になります。

A1254のムーブメントはクオーツ。
Aeromatic 1912のモデルの中には機械式のものもあります。

全体的には値段相応の感じです。
ただしぱっと見で安っぽく見えるかと言われれば、案外そうでもない印象です。
しかしながら1万円しない時計ということで、秒針の運びは雑ですし、蓄光塗料もあまりしっかり発光しません。

それにしてもデザインは特徴的ですし、レトロ系のエイビエーターウオッチというのはなかなかなく、それでいてお手軽なのでなかなか満足度は高いです。

今回はオランダの販売店から買いましたが、本体が約70ユーロ、保険付きの送料が20ユーロくらいでした。
大体1万円ちょっとといったところです。

これが一番大切な余談ですが、
ストライクウィッチーズ Operation Victory Arrowの中で、ハンナ・ユスティーナ・マルセイユがしていたのがこの時計です。