えるまろぐ

風車めぐり時々レビュー

【風車めぐり】 第56弾 : 鹿島港深芝風力発電所

シリーズでお届けする【風車めぐり】は、全国の風力発電所を訪れた記録を紹介するシリーズ。
風力発電所の様子や感想などをお届けします。

第56弾は、茨城県鹿島市鹿島港深芝風力発電所

DSC09957

風力発電所データ】
名前  : 鹿島港深芝風力発電所
場所  : 茨城県鹿島市
規模  : 5.2MW (5.2MW x 1)
風車数 : 1基
営業開始: 2015年9月
見学設備: なし
駐車場 : なし
接近  : 不可
その他 : なし

【風車データ】
メーカー : 日立製作所 (日本)
風車型式 : HTW5.2-136
単基出力 : 5.2MW
タワー高 : 90m
ローター径: 136m
受風方式 : ダウンウィンド
増速機  : あり

DSC09959


【アクセス】
道路状況 : 舗装路

地図の中心付近は、鹿島港深芝風力発電所を示しています。
衛星画像に切り替えたり、ズームアウトしたりするとわかりやすいです。

鹿島港の工場地帯内を走る県道117号線をたどっていくと、鹿島港の埠頭に出ますが、その手前あたりに1基だけものすごく巨大な風車が立っています。
そこが鹿島港深芝風力発電所です。
工場地帯内で入るのに少々躊躇しますが、一般道路のため一般車両も立ち入ることができます。
風車の建設されている敷地内には立ち入ることはできませんが、道路や周辺からでも十分に見ることができます。

DSC09961

このサイトの風車はこれまでに紹介したものの中で最も大きい、単機で5.2MWを誇る巨大な風車です。
建設当初は、ローター径が126mで、5MWの発電容量だったようですが、途中でブレードが変更になり、大きくなったようです。
写真で見て分かる通り、変わった基礎構造をしていますが、これはこの風車が洋上風力発電用に開発された風車で、陸上で実証試験を行っているためです。
洋上風力発電用の風車の基礎部分をまじまじと見ることはめったにできないので、大きさ、構造ともに貴重な風車です。
なお、こう見えてダウンウィンド型の風車です。
あまりのローター径の大きさに、ブレードが最下部まで来たときの地面との距離感には驚きました。

DSC09963

DSC09966

アルバム: [鹿島港深芝風力発電所]
鹿島港深芝風力発電所

*見学設備とは、説明用看板などが設けてあるか、見学のために近づけるようになっているかなど、見学者を受け入れる用意があるか、見学者が訪れる前提で発電所が整備されているかどうかを指しています。

「注意事項」
・施設を訪れる場合の参考にしていただくのは構いませんが、実際に訪れておきた事故等の責任は一切負いません。各自判断のうえ自己責任でお願いします。
・立入禁止区域等には絶対に入らないようにしましょう。
・当ブログは風力発電の是非について問うものではありませんし、特定の意見もありません。そのような観点からのコメント等は受け付けておりません。